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日本史(戦国史)やらゲームやら漫画やらメインに 二次創作と妄想を垂れ流すサイトです。 初めての方は”はじめに”からどうぞ。
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writer:柴漬亀太郎 2024-04-30(Tue)  
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歴史ものじゃありません。
writer:柴漬亀太郎 2007-12-17(Mon) ゲーム(創作物) 
マイナーカップリングは自分で布教してメジャーにすればよい…そう思っていた時期が私にもありました。
「好きなCPが無いだと?甘えるな!自分で描け!自分で生産しろ!」って先輩が言ってました。
その名言に支えられて作った超マイナーカップリング本に載せるつもりだった話のリサイクル。
TOPの外伝小説、語られざる歴史に出てくるアラン・アル/ベイン×キャロル・アド/ネード話(爆死)
互いに主人公たちの祖先になるので絶対くっつきません。別れる前提の話。
最後までつんけんしてても萌えだけど(本ではそういう話でした)ある程度いい仲になるのもいいなーと。
これぞ自己満足と自信を持って言える一品です(胸を張ってどうする)
このCPの同志を探してそろそろ6年になります…いやホント誰かいないかなぁ…(流石に無いわ)


「口づけの余韻」(アラン×キャロル)
TOP外伝小説より。いい感じになったあと別れるちょっと前の話。
キャラが捏造ってレベルじゃないので閲覧注意。妄想キャロルさんは背が高め。
ものっそ短いです。閲覧は自己責任で。

 

瞬間を共有して離れて、お互い目を丸くしていた。
もちろんお互いきっと多分それなりに同意の上で自然にしたことだから
その顔には嫌悪など浮かんではいないし、後悔もない。
けれどごくありふれた恋人同士の間に漂う甘い空気も、
初めての口付けに対する恥じらいも、お互いの気持ちを確かめ合った喜びも、
そこには何もないような気がした。
こんなものか、とどちらともなく思った。
身長があまり変わらないから、瞳と瞳が正面からかち合った。
互いに視線をはずすことができなくて、そのままもう一度顔を近づける。

愛し合っていた。
認め合っていた。
お互いがお互いを見ていた。
手をつないでいた。
結婚の約束もした。
未来を語り合った。
口付けもした。
なのに、ここには何もない。
何もないことを、分かってしまった。

瞬間を共有してはなれて、目を丸くしたお互いの顔を見つめる。
何もないことが悲しくて、
泣きたいのをこらえるように互いにまた顔を近づけた。


(こんなにもあなたを愛しているのに、愛していたのに!!)









いい感じにくっつきかけるんだけどやっぱり何故か過去からの圧力みたいなものが
不思議とかかって空しさのままに別れるとかよくね?とか思ってました。すいません。
こんなに好きなのに何も無い空しさの理由が本人たちには分からない、とか
何となく自分たちは絶対に結ばれないんだということを理由も無く感じている、とか
メルヘンチックファンタジーなこと考えてました。結局鬱展開ですか…。

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